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ブツブツと叫ぶのだ

ワンコの太郎と嫁1娘1と暮らすお父さん。 ひっそりと叫びたいので、晒しはご勘弁。 誰にも見られていないからこそ叫ぶことができるんだ。 ドッグフードについてくどくど語るも、モラルと知識に欠ける筆者。 てきとーな知識で語ってますので、まずは、記事に疑問を持って調べてみましょう。 ブログなので仕様変更による過去記事の修正は原則行っていません。当初と意見が変わったなんてこともありますので宜しくです。

   

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NDF

HP見ると、いかにも怪しげな文句ばかりがあるんですよね・・・
イギリス産みたいで、
EUによくある、「(添加物は除く)原材料はすべて」w系の勘違い文句の気がする

どうせ硫酸化合物(用途:防腐剤・殺菌剤・農薬、飼料添加物)入ってても、100%天然とか、人間も食えるとかw

肉以外の副産物なしとか、骨は肉か?
カルシウム2.67%ってのもステキなほど高い
aafco栄養基準は上限2.5%だけどねー ※2.5%は乾物重量ベースなのでokっぽい

食ってもいいけど、食えるって言っちゃいかん。
子供が「オレ、紙も消しゴムも食えるんだぞ」って威張ってるのと同じ

で、本当に総合栄養食?

総合栄養食という言葉を使用するには条件をクリアしていなければならず、その規定はイギリスにはないはず。
だって、日本がaafco真似て作った言葉だからね。

ただの輸入商社でしょ?
給与試験やったのかな?

それとも、先進国のイギリスがアメリカの試験やったのかな?
イギリスHPにはaafcoという文字は検索しても出てこない

あやしいなぁぁぁぁぁ


先進国のフードでも、輸入している人はやっぱりペット後進国のニッポン人なんかな?



ちなみに同じイギリスの日本先駆フードfish4はコンプリートフード(完全食)とは言っても総合栄養食だと言ってませんね。
fish4は正解だと思います。
(お馬鹿な販売店は勝手に総合栄養食だと言っちゃっている店もありますがw)



ですが、ナチュラルドッグフードはバッタモンの総合栄養食だと思ってます。
(総合栄養食じゃないのが悪いフードという意味じゃないですよ)
(総合栄養食と呼ぶにはルールがあるのに守らない会社が悪いという意味ですよ)
なんせ、商社が輸入しただけのフードだから。
輸入する所がアレな感じだと、怪しく見えちゃうわん


と、ペット歴2年の若造が、プロ(これでお金稼いでいる人)を好き勝手に馬鹿にしてみた。
だって、輸入商社も好き勝手にフードのこと書くんだからいいじゃん。
ほんと、レベルの低い人が多い業界だなぁと思います・・・。



まぁ、こんなこと書くわしも馬鹿だと思うけど、
こんな事書いてきたおかげで、直った営業文句もあると思ってます。
騙される人が少しでも減れば良いですね。

意外とねー
ここを見たのか見ていないのか知らないけれど、
誰かが問い合わせたからか知らないけれど、
自ら浄化したのか知らないけれど・・・これはないか
ケチつけたところちゃっかり変わってしまってる(直してる)業者のHP多いんですよー

アーガイルディッシュ

ちょっと興味があって調べてみた。
アーガイルディッシュ ウィステリア

ラム(オーガニック・生)  ビーフ(オーガニック・生)  玄米(オーガニック・全粒)  オート麦(オーガニック・全粒)  ホワイトソルガム(オーガニック・全粒)  ミレット(オーガニック・全粒)  大麦(オーガニック・全粒)   ヒマワリ種子(オーガニック)  フラックスシードオイル(オメガ3・6源)  ブルーベリー抽出物  ユッカ抽出物  クロレラ  ビタミン類(ビタミンA  チアミン  ピリドキシン  ビタミンB12  リボフラビン  ビオチン  ナイアシン  パントテン酸  塩化コリン  Lアスコルビン酸  ビタミンD3  葉酸)  βカロテン  キレート亜鉛  キレート鉄  キレートマンガン  キレート銅  ヨウ素酸カルシウム  塩化カリウム  亜セレン酸ナトリウム  アミノ酸類(アルギニン  トリプトファン  リジン  Lカルニチン  タウリン)  イオウ  クエン酸

●保証分析値
粗タンパク質 23%以上  
粗脂肪 10%以上  
粗繊維 5%以下  
粗灰分 7%以下  
水分 11%以下

炭水化物 44%

いつものとおり数字遊びしてみた。
納得いかない部分があるけど、こんな感じ


脂質が成分値からすると少ない気がするなぁ。
生肉は脂身が少ないところを使っているんだろうか・・・

それと、ひまわり種子は全粒じゃないと思うな。
材料構成からすると脂質オーバーなので、ひまわり種子全粒だと油多すぎ。
おそらく、ひまわり油を抽出した後の残り(副産物)だと思う。
そうすると、材料構成からすると蛋白質不足なんだけど、ひまわり種子がそれを補い整合性が取れる。
上記データは、生肉を少し脂質ダウンさせて、ひまわり種子をひまわり蛋白抽出物に変更してあります。
そうじゃないと、整合性を取ることが出来なかった。

動物性タンパク質:植物性タンパク質=57:43
まぁ、こんなもんかー。
生肉使うとしょうがないよね。コストから行っても製造方法から行ってもこんなもんか。
ミール使うと結構簡単に上げられたり、
高タンパクのグレインフリーなんかだと動物性タンパク9割以上ぐらいなんだけどねー

多分買うと思います。
 


EUでとうもろこしが残ってるわけ

私は、EUのことを殆ど知らない。文化も歴史も。
その上で想像だけで。

EUはトウモロコシでアレルギーになる犬が少ないんじゃないの?

アメリカ・日本は、
ドライフードだけで大丈夫
もっと言うと
ドライフードのみのほうが栄養バランスが取れる
なんていう、総合栄養食思想が強い。
私は、これは行き過ぎたものだと思っていますがね。

私は、"それなり"にバランスのとれた手作りの方が良いと思っています。
基礎的な食材の構成(肉類野菜類穀類のバランス)と
様々な食材
が有れば、その中で生き物の方が必要な栄養素を取捨選択すると思っています。

普段飢えている栄養素が体内に入ってきたときは、
体が一生懸命吸収しようとすると思っています。


で、話がそれた。

総合栄養食の話、
アメリカと日本は総合栄養食の思想が根付き過ぎたため、
とうもろこしが”大量”に入ったフードを”一生”与え続けるなんて犬も多くいたはずです。
一方、総合栄養食という概念がなく、ペットフードは便利グッズで、トッピングや手作りが当たり前の文化のEU。
とうもろこしが”大量”に入ったフードを”一生”与え続けられた犬なんて殆どいないでしょう。

で、これが、
アメリカ・日本は、とうもろこしをアレルゲンとして認識する犬が増え、
EUは、とうもろこしが問題であるとの認識に至っていない。
という状況になっているのではないだろうか?
(EUではとうもろこしがアレルゲンにはなっていないなんて情報は私は知識持っていません)
(私がそうじゃないかと想像しているだけです)

だから、EU品には、未だにプレミアム(安餌でも業者が勝手にそう読んでいる)と言われるフードにも
トウモロコシがたくさん使われている安餌があるのではないだろうか?
EUではアレルギーになる犬が少ないのでそれで良いのである。
トウモロコシは非常にコストの安い原料ですからね。
問題がなければ使うの当たり前です。


だけど、EU品を日本に持ってくると話は違う。
日本にはトウモロコシをアレルゲンとして認識する犬は多い。

ペット先進国と崇める国のフードを使用したがるのは良いが、
それは、日本には合わないフードかもしれない。
EUと文化が違うのを、後進国日本が認識していれば良いのだが、認識している様子はあまりない。
先進国のフードだから素晴らしいと思っている。
しかも、EUにアメリカの思想を勝手に持ち込み、当てはめようとしている。
EUの人がEUで使用するには良いのだろうけど・・・。

EUは手作りや手作りの補助としてのペットフードの利用が文化です。
だから、あのフードでも良いのです。
「ボッシュアニモンダは総合栄養食ですか?」なんて聞く人が、
メーカーがごちょごちょ言い訳したことを良い方に捉え、栄養バランスがとれていると思い込もうとしている人はやめたほうが良いです。

私は、アメリカの総合栄養食の考え方ですら、危険な考え方だなと思っています。
総合栄養食は最低限のものだと思っています。
決して、総合栄養食のペットフードがベストなんかではない。




ちなみに、日本にアメリカの肉思想を持ち込むのも危険と思います。
例えば、日本で歴史のある「柴犬」
魚と穀物で育ってきた犬種
痴呆などの話もありますね。魚文化から肉文化に変わったからではないかとも言われています。

こういったことも考えないと、どのフードが良いとか悪いなんて、なかなか言えないですね。

むつかしーーー

安餌扱い

まず、グルテン使っているのなんか、安餌扱いでいいんじゃないかな・・・
そりゃ量にもよるけど、影響ない量なら、そもそも入れるなという感じ。

ただ、大豆タンパクだけは、アミノ酸バランスが特徴的で、アミノ酸バランスを取る目的だったのなら「有り」なのかもしれない。
まぁ、評判悪い原材料ではあるけれども・・・


グルテンの表現は、色々あるので、騙されないように注意

◯◯グルテン
◯◯タンパク
◯◯プロテイン
◯◯蛋白抽出物

などです。
普通は、穀物や野菜の蛋白質って副産物ですからね。

油をとって、炭水化物(スターチ(でんぷん))をとった残り物ですから。
油はコーン油だとか大豆油とか、サラダ油になっていますね
炭水化物は、スターチといえば食品で用途がありますよね?
食品の凝固剤やビールなんかにも使われますね。でも、残った蛋白質はいらない子なので、飼料に回されます。
ちなみに、スターチ(でんぷん)なんかは薬品使って抽出されますよw
そうやって残ったものが蛋白質で、食品廃棄物といったり副産物と言われるものです。

トウモロコシ・小麦・米・大豆・ポテトのグルテンなんかは見たことあります。

糠(ぬか)や、胚芽も副産物ですが、これまた意外と蛋白質は多いんですよ

蛋白質が、穀物や野菜の副産物で稼げれば肉いれなくて済むので安く済みますよねー。


プレミアムフードと言われるものでも、
アメリカ系は、こういった穀物や野菜で蛋白質を稼いでいるものはなくなりました。
そして、更に進んだものがグレインフリーで、穀物自体がないというものですね。
但し、野菜扱いされるポテトや豆なんかは、それなりにタンパク質を含みますので、その辺との比較になるでしょう。

EU系は、このあたりは遅れています(若しくは考え方が肉多いのがベターではない)。
平気で、プレミアムフード扱いされているフードにグルテンが入っていたりします。
中身見ても、安餌の原材料と見間違えるほどw
きっと、安全にお金かけすぎて、原材料のランクを下げざるを得なかったんですね。
それか、業者が安餌の値段を勝手に値段吊り上げてプレミアム化しているだけ。

EU系のフードは、商品名を見ないで原材料だけ見ると、
「うわぁ、この原材料安そうだなぁ」
「安餌?」
と、危うく言ってしまいそうになりますw
ちゃんと商品名と値段見てから発言しないと危なくてしょうがないのが多いです。
いまんとこ、fish4やN&Dぐらいでしょうか・・・・間違えないで済みそうなの


たぶん、安全にお金かけているんだと思います。
だから、お肉に金が回らず入れられないんでしょう。
それと、向こうは
ドライフードだけじゃ可哀想。
「当然、肉足すでしょうーー。」
な文化でしょうからね。
それでいいんです。
向こうの飼い主は分かっているから、「ボッシュドライのみでとかアニモンダドライだけで育てるなんて馬鹿じゃん?」って思っているからそれでいいんです。

現地ではアメリカの安餌と同じくらいの値段なんでしょうけどね。
ペットフードの他に、高価なお肉を追加するのが普通なんだから、EUの人はすごいですよね。



アメリカ思想の総合栄養食の概念を、日本のお馬鹿な消費者がEU系のフードに夢見て
ボッシュアニモンダは総合栄養食だからそれ一つで・・・と
勝手に妄想する後進国日本の消費者がお馬鹿なんだと思います。
ドイツはペット先進国かもしれない。フードも良いのかもしれない。
だけど、ドイツに住んでいる人も先進国なりの知識や考え方で、トッピングが当たり前だという考えなので、
そのドライフードで良いんです。
でも、後進国のお馬鹿日本人じゃドイツのフードは多分ダメです。
お馬鹿な輸入元の宣伝広告を鵜呑みにして騙されてしまうから。
賢い日本人がいたら、一転良いフードになることでしょう。
上手な使い方ができると思います。



原材料を読む(その4)

最初からこれを載せろと言う人多いことでしょう。
しかも、なんでこんな手の込んだ事を・・・・と。

まぁ、頑張りましょう。考えましょう。自分でやろう。
理解していない人がこんな表を見たって入手したって役に立たない。

分かっていた人は、とっくに自分でやっていたでしょうし、
そうでなくとも私の過去ブログ見て、とっくに分かっていたと思います。


こうやって分かることさえわかれば、計算するのなんて簡単なんですから


全ての情報はインターネットにありますから。
だれでも分かることなんです。




で、これができなきゃ、他のフードでできるわけがない。

まずは、excelで下の表を作りましょう。
入力されている数値は、食品成分値比です。

854cfbb4.jpeg




  
そして、下の表の、


e06dd01b.jpg






水色の0%が100%になるように黄色のセルに入力してください。

次に、緑色が100%、かつ、オレンジ色と黄色が同じぐらいになるようにピンクの色に入力していくのが目的です。

この作業が、前回までグダグダ言っていた内容です。

どこから入力して、どんな数値を入れるのかが、前回の説明の内容です。

成分値と原材料を見て、固定しやすい数値から埋めていき、整合性をとっていくのです。

ちなみに、出来上がった私の回答例が

これ、


9c8273ef.jpeg






他にも、数値の入れ方があると思います。
微妙に違った数値や、似たような成分の原材料が並べば当然のように入り繰りします。
でも、重要なのはそんな細かい数値じゃないですからね。


解答例を入力して喜んではいけません。


次は、自分の与えているフードでやってみましょうね・・・
理屈をわかっていないと、何も役に立ちません。

他のフードでもできるようにならないと意味がありません。

原材料を読む(その3)

原材料の簡単なカリフォルニアナチュラル

ラム肉粉、全粒玄米、精製米、サンフラワーオイル、天然香料、塩化カリウム、ビタミン類
、ミネラル類、タウリン、ローズマリーエキス、酸化防止剤

保証成分
たん白質 21%以上
脂質 11%以上
繊維 2%以下
灰分 9%以下
水分 10%
炭水化物 47%


原材料が簡単な構成なので、結構簡単。


全粒玄米と精製米は
蛋白質:10%
炭水化物:70%
脂質:5%

 

1.炭水化物の想定比率

炭水化物 47%÷70%=67%=「全粒玄米+精製米」

2.サンフラワーオイルの想定比率
 穀物が67%あるので、穀物に含まれる脂質は67%×5%で3.3%
 簡易計算で穀物が67%ということは肉粉は33%
 肉粉が33%なら、肉粉に含まれる脂質は33%×10%で3.3%

 3.3+3.3=6.6%
 成分値11%-6.6%=4.4%=「サンフラワーオイル」

3.蛋白質の想定比率
 穀物(67%)で稼ぐ蛋白質は、67%×10%=6.7%
 鶏肉粉で稼ぐと思われる蛋白質は、21%-6.7%=14.3%
 鶏肉粉構成比は、14.3%÷55%=26%

4.補正

このままでは、
ラム肉粉:26%
全粒玄米:34%
精製米:33%
サンフラワーオイル:4.4%
その他:2.6%
合計100%

となり、最大構成比であるはずのラム肉粉が少ないので補正をかける
精白米
蛋白質9.2%
炭水化物74%

全粒玄米
蛋白質6.8%
炭水化物73.8%

平均
蛋白質8%
炭水化物73.9%

で、再計算。

5.再計算
炭水化物 47%÷73.9%=63.6%=「全粒玄米+精製米」
穀物(63.6%)で稼ぐ蛋白質は、63.6%×8%=5.1%
鶏肉粉で稼ぐと思われる蛋白質は、21%-5.1%=15.9%
鶏肉粉構成比は、15.9%÷55%=28.9%

ラム肉粉:28.9%
全粒玄米:32%
精製米:31.6%
サンフラワーオイル:4.4%
その他:3.1%
合計100%

まだ、構成比がおかしいですが、
こんなもんでしょうかねぇ。。。
成分の蛋白質21%以上の”以上”がやっかい。
これが23%とかになると、計算上炭水化物が減るんです。
炭水化物47%が45%と・・・
そうなると当然穀物の比率が減っていきますので、整合性が取れてきます。
その他は、肉粉の蛋白質の割合だとかが変動要因になります。


いかがでしょうか。


原材料の読み方(その2)

過去の記事
http://washinoblog.blog79.fc2.com/blog-entry-292.html

少し内容修正してもう一度書きます。

高蛋白かそうでないかどうかっていうのは、
成分保証値見れば分かりますね?

でも、望むべくはアミノ酸スコアの高い動物性蛋白質がその中にどれくらい含まれているか

が知りたいですよね

過去にも記事の中で何回か書いていますが、
「最低これぐらいは入っているだろう」というのはある程度推測できるものがあります。

前提として、こんな感じで計算します。
精度を高めたければ、以前も紹介した食品成分表データベースで1つずつ調べること。

  蛋白質 脂質 炭水化物
生肉 18% 10% 0%
肉ミール 55% 10% 0%
グルテン 70% 10% 10%
全粒穀物 8% 5% 70%
大豆 33% 20% 25%
他の豆 22% 2% 60%

 


これらを元にある程度原材料構成比が導き出せるものもあります。

以前に、upした内容のものですが、これは結構複雑で難しい方だと思います。
導き出したものの差異も大きい。


C&P ウルトラミックスの場合
粗タンパク質25%以上
粗脂肪15%以上
繊維3%
灰分8.1%
水分10%
炭水化物39%

■原材料
鶏肉、チキンミール、ターキーミール、ミロ、オーツ麦全粒粉、大麦全粒粉、鶏脂肪、玄米

、乾燥バナナ、エンドウ豆、トマト抽出物ポマス、亜麻仁全粒粉、乾燥人参、乾燥サツモイ

モ、ナチュラルチキンフレーバー、サーモンミール、乾燥ビール酵母、乾燥全卵、乾燥クラ

ンベリー以下省略


まずは、とにかく、何か確定できそうな原材料を見つけ、そこから固定していく。
これは、勘というかセンスというか慣れというか、見つけるしか無いです。
そりゃ、原材料に決まりがないので、求め方に決まりもありません。
全然わからないという人はもっと原材料を眺めて、勉強して下さい。
日本の輸入元はあてにならない所も多いので、本国サイトも見てください。
食品の成分をよく勉強して下さい。
そうすれば、ざっと見れば、どんなフードかはもう見当がつくようになりますよ。
ウルトラミックスについては、なかなかとっかかりが難しいフードなので、
そんな時は、脂質を使うことが私は多いです。


手順として、
1.原材料の中の脂肪の添加量を推定。
 大雑把には成分保証値の脂質から1割~3割程度目減りさせたもので推測※
 
 
 
 
 
 ※これは、他の原料に脂が含まれているので、フード全体の脂質量≠添加した鶏脂となる。
 脂質15%と表示があったら、
 鶏脂肪としての添加量は10%ちょいぐらいかなぁと。
 初めは適当で大丈夫。 精度を上げたければあとで再計算すればいい。

 

2.鶏脂肪より前に表示される原材料を抜き出します。
 最低限で鶏脂肪よりも構成比が多いわけなので、
 最低値として次の数値が推定できます。
 ※最低値であり上位にあるものはもっと含有割合が高い可能性もあります。
  全てが一緒の割合ということは確定しません。
  これも、後で補正する。

鶏肉  10%→蛋白源として2% 鶏肉は水分含んだ生肉だから。
チキンミール 10%
ターキーミール 10%
マイロ  10%
オーツ麦全粒粉 10%
大麦全粒粉 10%
鶏脂肪  10%
小計  70%

3.蛋白源を考える

上記で述べた食品栄養構成で計算すると、

鶏肉  1.8%
チキンミール 5.5%
ターキーミール 5.5%
マイロ  0.8%
オーツ麦全粒粉 0.8%
大麦全粒粉 0.8%

蛋白質小計 14.4%
が、導き出される。


4.炭水化物源を考える

上記で述べた食品栄養構成で計算すると、

マイロ  7.0%
オーツ麦全粒粉 7.0%
大麦全粒粉 7.0%

炭水化物小計 21.0%
が、導き出される。

3.と4.より
蛋白質:炭水化物=14.4:21.0=26.7:39.0・・・①

成分表より
蛋白質:炭水化物=25:39にならないといけないので
若干炭水化物構成比が少ない(蛋白質構成比が多い)。

鶏脂肪以下の、玄米、乾燥バナナ、エンドウ豆辺りで補足思考

仮に
玄米  10%
乾燥バナナ 5%
エンドウ豆 5%
と置く。

玄米  1.0%
乾燥バナナ 0.2%
エンドウ豆 1.1%
蛋白質小計 2.2%

玄米  7.0%
乾燥バナナ 4.0%
エンドウ豆 3.0%
炭水化物小計 14.0%


①を補正
蛋白質:炭水化物=16.6:35.0=18.5:39.0・・・②
今度は、炭水化物比率が多すぎ。

今度はエンドウ豆以降の原材料を見てみると、「トマト抽出物ポマス」である。
これは炭水化物と繊維で出来ている。
原材料構成として5%以下ぐらいなのは大体、合点がいくので、
これ以降は、無視しても結果に大きな影響は与えない。

したがって、原材料構成の想定として誤りがあるのは、
蛋白質の割合が不足しているのだから、肉類のどこかであると分かる。

元に戻る。

鶏肉  10%→蛋白源として2%
チキンミール 10%
ターキーミール 10%

この辺りの想定が間違えているのだろう。
で、鶏肉は生である。
鶏肉だけで計算上足りない蛋白質を補おうとすると、今度脂質がオーバーになってくる(計算省きます)ので、
肉ミールで増加されている事となる。

必要な蛋白質量は
②の16.6:35.0=18.5:39.0の比率を
22.4:35.0=25:39にしたいので、
蛋白質を22.4-16.6の5.8%をチキンミールと鶏肉で稼ぎたい。

5.8%÷55%=10%・・・肉ミールの必要構成割合。
よって、
原材料構成比は、
鶏肉  15%→蛋白源として3%
チキンミール 15%
ターキーミール 15% ※
マイロ  10%
オーツ麦全粒粉 10%
大麦全粒粉 10%
鶏脂肪  10%
玄米 10%
乾燥バナナ 5%
エンドウ豆 5%
小計  105%


蛋白質量は、
鶏肉  2.7%
チキンミール 8.3%
ターキーミール 8.3%
マイロ  0.8%
オーツ麦全粒粉 0.8%
大麦全粒粉 0.8%

蛋白質小計 21.7%

21.7:35・0=24.1:39・0

まぁ、これで大体出ましたね。
現段階で、原材料が105%となってしまっていますwので、
全体で100%になるようあとは、微調整する。
この場合、炭水化物比率が多いので穀物辺りの比率を下げて再計算しましょう。
まぁ、後は誤差範囲といえる数値となっているはずですがね。
excelなんかで計算式を埋め込むと簡単に矛盾点とか修正できます。


4.精度を高める。
 あとは、好きな人が考えれば良いですが、
 初めに述べた原材料が含む蛋白質割合や脂質割合を調べて、
 鶏脂肪の推定量を加減して精度を高めてください。
 整合性がとれる原材料構成はほぼ決まってきます。

5.注意
 大前提として、穀物の姿や乾物かそうでないかが分かっていることが必要です。
 全粒なのか?グルテンなのか?でんぷんなのか?副産物のみなのか?
 これが分からないと、精度がかなり落ちます。
 妄想のしようがありません。
 なので、状態を表す表示も大切なのです。
 日本はこの表示の規定がだめだめなのでだめなのです。
 私が国産を拒否する所以の一つ。
 特に穀物がグルテンであった場合蛋白質の割合は7割近いので狂います。


私も、普段はこんな細かい計算絶対やりません。
記事にするためにわざわざ計算しただけです。
普段は、成分表と原材料見て、目算で、
あぁ、肉粉はこれぐらいで生肉は穀類はこれぐらいで・・・
って、程度です。
判断するには、それで十分ですから。


あっちのブログステルス化

あっちのわしのブログ「わOのちらOの裏」を検索で探せないようにしました。

検索サイトではヒットしないようになったと思います。

こちらのブログからのリンクか、お気に入りから行ってください。

ブログはありますが、検索でヒットしなくなったということだけです。

原材料を読む(オリジン)

原材料の構成について(解説)

過去に、数字遊びをしたといって、原材料の構成を記事にしたことあります。
オリジン シニアだっけ・・・
http://washinoblog.blog79.fc2.com/blog-entry-210.html

 

で、これは一番簡単なパターン。

EU(ドイツが良いかも)のサイト見ると、肉の構成比がかいてあることあります。
オリジンは世界共通のパッケージなのでパッケージにも書いてあります。


Analyse:
Roprotein (minimum) 38,0%
Rohfett (minimum) 17,0%
Rohfaser (maximum) 3,0%
Feuchtigkeit (maximum) 10,0%

灰分8%
炭水化物 24%

Frisches Huhnerfleisch ohne Knochen*(25%), Huhnertrockenfleisch (17%), frischer gratenfreier Lachs* (10%), Truthahntrockenfleisch /7%), Heringtrockenfleisch (7%), Russet Kartoffeln, Erbsen, Susskartoffeln, frischer Truthahn ohne Knochen*, frische ganze Eier* (3%), frische Huhnerleber* (2%), frisches gratenloses Felchen* (2%), frischer gratenfreier Zander* (2%), sonnengereiftes Alfalfa, Erbsenfasern, Huhnerfett (konserviert mit Tocopherol), getrockneter biologischer Seetang, Kurbis, Zichorienwurzel, Karotten, Spinat, Stielmus, Apfel, Moosbeeren, Heidelbeeren, Sussholzwurzel, Angelikawurzel, Bockshornklee, Ringelblume, susser Fenchel, Pfefferminzblatter, Kamille, Lowenzahn, Bohnenkraut, Rosmarin, Vitamin A, Vitamin D3, Vitamin E, Niacin, Thiamin, Riboflavin, Kalzium, Pyridoxin, Folsaure, Biotin, Vitamin B12, Zink, Eisen, Mangan, Kupfer, Selen, Lactobacillus acidophilus, Enterococcus Faecium (Milchsaurebakterien).


ほらね?

並べるとこうなります。
 

チキン(生・骨抜き) 25%
チキンミール 17%
サーモン(生・骨抜き) 10%
ターキーミール 7%
ヘリングミール 7%
ラセットポテト  
エンドウ豆  
サツマイモ  
ターキー(生・骨抜き) 3%
鶏卵(生・全卵) 3%
鶏レバー(生) 2%
レイクホワイトフィッシュ(生・骨抜き) 2%
ウォールアイ(生・骨抜き) 2%
アルファルファ  
エンドウ豆繊維  
鶏脂肪  
ハーブ他  
ミネラル・ビタミン  
合計 78%

 


ラセットポテト・エンドウ豆・サツマイモが3%~7%です。
そして、当然ラセット>エンドウ>サツマイモです。

アルファルファ・エンドウマメ繊維が ~2%

また、オリジンは動物性材料:植物性材料を80:20と言っていましたので、整合性も取れます。

ここまでで、蛋白質ほぼ稼げており、蛋白質が多めなエンドウ豆を入れすぎると整合性が取れなくなるので、
ラセットポテト7% ※
エンドウ豆4%
サツマイモ4%
 ※ラセットポテト7%
   ↑ 
  これ多分、粉(乾燥)です。じゃないと炭水化物が足りなくなる。
  公式にはどこにも書いていないですが、多分当たり。
  NOW!も初め間違えていて、途中で訂正しましたね。

アルファルファ2%
エンドウマメ繊維2%
ハーブ他1%
 

これで、原材料構成丸裸。



  肉類
チキン(生・骨抜き) 25%  
チキンミール 17%  
サーモン(生・骨抜き) 10%  
ターキーミール 7%  
ヘリングミール 7%  
ラセットポテト   7%
エンドウ豆   4%
サツマイモ   4%
ターキー(生・骨抜き) 3%  
鶏卵(生・全卵) 3%  
鶏レバー(生) 2%  
レイクホワイトフィッシュ(生・骨抜き) 2%  
ウォールアイ(生・骨抜き) 2%  
アルファルファ   2%
エンドウ豆繊維   2%
鶏脂肪 2%  
ハーブ他   1%
ミネラル・ビタミン    
合計 80% 20%

太郎が食えるおやつ



太郎が食える今のおやつ

右下に写っているゴミみたいなものです(´Д`;

あとは、2週間に一度のお風呂上りにアキレス0.5本

1ヶ月に一度くらいの爪切りの時にもらえるアキレス0.5本

アキレスは、食えないのでグチョグチョになったら回収


でも、こんなおやつ以外は、お客からもらえる特別なおやつのみ。これまためったにない。

たぶん、太郎は世の中にもっとうまいものがあるのを知らないし、
隣のお友達のわんこがもっとうまいものもらっているなんてこと知らない。

だから、妬みもしないし、自分がおやつ全然もらえていないとはわかっていないはず。
私だって、ブルジョアな家庭がどんな生活しているかなんて知らないから、
毎日ブルジョアなご飯が食べられなくてもストレスたまらない。
でも、多分、転落人生の人はストレス溜まりますよねー。

でも、欲しくておねだりなんかすること無いし、要求なんかもしてこない。
きっと、もらえなくて、食べられなくてイライラしていることもないだろう。
ゴミみたいなおやつでも喜んで食べます。
我が家では、そんな豪華なもの上げたことはないので、うちはそんなもんだとわかっているはず。


というのが、わしの思い。

人間だって、一度良い目を味わうと、今度はそれが自由に手に入らないと、ストレスでしょ
我慢出来ない人いるでしょ
頭も良くて、説得もされて、話もできるのに、我慢出来ない人いるでしょ

犬なんか、言葉喋れないから、かわいそうだよね。
なんで、もらえないの?って。
訴えても、「だめー」とか・・・。
もらえない理由なんて理解できるわけなく、味を覚えたら、そりゃ後は要求するだけ。
くれなきゃひたすら耐えるだけ。



で、ところで、このナチュラルハーベストのジャーキーマイスターは優秀でした。

なにがって・・・

写真のように、少しずつはさみで切って、乾燥剤とともに容器に入れているんですが、(容器は常温保存)

夏場の湿度が高い時期、1週間ぐらい?でカビが生えました。

見事です。 本当に何も防腐剤が入っていないんですかね。

これは、素晴らしいと思いました。

早く消費するようにしましょう。

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