ワンコの太郎と嫁1娘1と暮らすお父さん。 ひっそりと叫びたいので、晒しはご勘弁。 誰にも見られていないからこそ叫ぶことができるんだ。 ドッグフードについてくどくど語るも、モラルと知識に欠ける筆者。 てきとーな知識で語ってますので、まずは、記事に疑問を持って調べてみましょう。 ブログなので仕様変更による過去記事の修正は原則行っていません。当初と意見が変わったなんてこともありますので宜しくです。
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●保証分析値
粗タンパク質 23%以上
粗脂肪 10%以上
粗繊維 5%以下
粗灰分 7%以下
水分 11%以下
炭水化物 44%
いつものとおり数字遊びしてみた。
納得いかない部分があるけど、こんな感じ
脂質が成分値からすると少ない気がするなぁ。
生肉は脂身が少ないところを使っているんだろうか・・・
それと、ひまわり種子は全粒じゃないと思うな。
材料構成からすると脂質オーバーなので、ひまわり種子全粒だと油多すぎ。
おそらく、ひまわり油を抽出した後の残り(副産物)だと思う。
そうすると、材料構成からすると蛋白質不足なんだけど、ひまわり種子がそれを補い整合性が取れる。
上記データは、生肉を少し脂質ダウンさせて、ひまわり種子をひまわり蛋白抽出物に変更してあります。
そうじゃないと、整合性を取ることが出来なかった。
動物性タンパク質:植物性タンパク質=57:43
まぁ、こんなもんかー。
生肉使うとしょうがないよね。コストから行っても製造方法から行ってもこんなもんか。
ミール使うと結構簡単に上げられたり、
高タンパクのグレインフリーなんかだと動物性タンパク9割以上ぐらいなんだけどねー
多分買うと思います。
原材料の簡単なカリフォルニアナチュラル
ラム肉粉、全粒玄米、精製米、サンフラワーオイル、天然香料、塩化カリウム、ビタミン類
、ミネラル類、タウリン、ローズマリーエキス、酸化防止剤
保証成分
たん白質 21%以上
脂質 11%以上
繊維 2%以下
灰分 9%以下
水分 10%
炭水化物 47%
原材料が簡単な構成なので、結構簡単。
全粒玄米と精製米は
蛋白質:10%
炭水化物:70%
脂質:5%
1.炭水化物の想定比率
炭水化物 47%÷70%=67%=「全粒玄米+精製米」
2.サンフラワーオイルの想定比率
穀物が67%あるので、穀物に含まれる脂質は67%×5%で3.3%
簡易計算で穀物が67%ということは肉粉は33%
肉粉が33%なら、肉粉に含まれる脂質は33%×10%で3.3%
3.3+3.3=6.6%
成分値11%-6.6%=4.4%=「サンフラワーオイル」
3.蛋白質の想定比率
穀物(67%)で稼ぐ蛋白質は、67%×10%=6.7%
鶏肉粉で稼ぐと思われる蛋白質は、21%-6.7%=14.3%
鶏肉粉構成比は、14.3%÷55%=26%
4.補正
このままでは、
ラム肉粉:26%
全粒玄米:34%
精製米:33%
サンフラワーオイル:4.4%
その他:2.6%
合計100%
となり、最大構成比であるはずのラム肉粉が少ないので補正をかける
精白米
蛋白質9.2%
炭水化物74%
全粒玄米
蛋白質6.8%
炭水化物73.8%
平均
蛋白質8%
炭水化物73.9%
で、再計算。
5.再計算
炭水化物 47%÷73.9%=63.6%=「全粒玄米+精製米」
穀物(63.6%)で稼ぐ蛋白質は、63.6%×8%=5.1%
鶏肉粉で稼ぐと思われる蛋白質は、21%-5.1%=15.9%
鶏肉粉構成比は、15.9%÷55%=28.9%
ラム肉粉:28.9%
全粒玄米:32%
精製米:31.6%
サンフラワーオイル:4.4%
その他:3.1%
合計100%
まだ、構成比がおかしいですが、
こんなもんでしょうかねぇ。。。
成分の蛋白質21%以上の”以上”がやっかい。
これが23%とかになると、計算上炭水化物が減るんです。
炭水化物47%が45%と・・・
そうなると当然穀物の比率が減っていきますので、整合性が取れてきます。
その他は、肉粉の蛋白質の割合だとかが変動要因になります。
いかがでしょうか。
過去の記事
http://washinoblog.blog79.fc2.com/blog-entry-292.html
少し内容修正してもう一度書きます。
高蛋白かそうでないかどうかっていうのは、
成分保証値見れば分かりますね?
でも、望むべくはアミノ酸スコアの高い動物性蛋白質がその中にどれくらい含まれているか
が知りたいですよね
過去にも記事の中で何回か書いていますが、
「最低これぐらいは入っているだろう」というのはある程度推測できるものがあります。
前提として、こんな感じで計算します。
精度を高めたければ、以前も紹介した食品成分表データベースで1つずつ調べること。
蛋白質 | 脂質 | 炭水化物 | |
生肉 | 18% | 10% | 0% |
肉ミール | 55% | 10% | 0% |
グルテン | 70% | 10% | 10% |
全粒穀物 | 8% | 5% | 70% |
大豆 | 33% | 20% | 25% |
他の豆 | 22% | 2% | 60% |
これらを元にある程度原材料構成比が導き出せるものもあります。
以前に、upした内容のものですが、これは結構複雑で難しい方だと思います。
導き出したものの差異も大きい。
C&P ウルトラミックスの場合
粗タンパク質25%以上
粗脂肪15%以上
繊維3%
灰分8.1%
水分10%
炭水化物39%
■原材料
鶏肉、チキンミール、ターキーミール、ミロ、オーツ麦全粒粉、大麦全粒粉、鶏脂肪、玄米
、乾燥バナナ、エンドウ豆、トマト抽出物ポマス、亜麻仁全粒粉、乾燥人参、乾燥サツモイ
モ、ナチュラルチキンフレーバー、サーモンミール、乾燥ビール酵母、乾燥全卵、乾燥クラ
ンベリー以下省略
まずは、とにかく、何か確定できそうな原材料を見つけ、そこから固定していく。
これは、勘というかセンスというか慣れというか、見つけるしか無いです。
そりゃ、原材料に決まりがないので、求め方に決まりもありません。
全然わからないという人はもっと原材料を眺めて、勉強して下さい。
日本の輸入元はあてにならない所も多いので、本国サイトも見てください。
食品の成分をよく勉強して下さい。
そうすれば、ざっと見れば、どんなフードかはもう見当がつくようになりますよ。
ウルトラミックスについては、なかなかとっかかりが難しいフードなので、
そんな時は、脂質を使うことが私は多いです。
手順として、
1.原材料の中の脂肪の添加量を推定。
大雑把には成分保証値の脂質から1割~3割程度目減りさせたもので推測※
※これは、他の原料に脂が含まれているので、フード全体の脂質量≠添加した鶏脂となる。
脂質15%と表示があったら、
鶏脂肪としての添加量は10%ちょいぐらいかなぁと。
初めは適当で大丈夫。 精度を上げたければあとで再計算すればいい。
2.鶏脂肪より前に表示される原材料を抜き出します。
最低限で鶏脂肪よりも構成比が多いわけなので、
最低値として次の数値が推定できます。
※最低値であり上位にあるものはもっと含有割合が高い可能性もあります。
全てが一緒の割合ということは確定しません。
これも、後で補正する。
鶏肉 10%→蛋白源として2% 鶏肉は水分含んだ生肉だから。
チキンミール 10%
ターキーミール 10%
マイロ 10%
オーツ麦全粒粉 10%
大麦全粒粉 10%
鶏脂肪 10%
小計 70%
3.蛋白源を考える
上記で述べた食品栄養構成で計算すると、
鶏肉 1.8%
チキンミール 5.5%
ターキーミール 5.5%
マイロ 0.8%
オーツ麦全粒粉 0.8%
大麦全粒粉 0.8%
蛋白質小計 14.4%
が、導き出される。
4.炭水化物源を考える
上記で述べた食品栄養構成で計算すると、
マイロ 7.0%
オーツ麦全粒粉 7.0%
大麦全粒粉 7.0%
炭水化物小計 21.0%
が、導き出される。
3.と4.より
蛋白質:炭水化物=14.4:21.0=26.7:39.0・・・①
成分表より
蛋白質:炭水化物=25:39にならないといけないので
若干炭水化物構成比が少ない(蛋白質構成比が多い)。
鶏脂肪以下の、玄米、乾燥バナナ、エンドウ豆辺りで補足思考
仮に
玄米 10%
乾燥バナナ 5%
エンドウ豆 5%
と置く。
玄米 1.0%
乾燥バナナ 0.2%
エンドウ豆 1.1%
蛋白質小計 2.2%
玄米 7.0%
乾燥バナナ 4.0%
エンドウ豆 3.0%
炭水化物小計 14.0%
①を補正
蛋白質:炭水化物=16.6:35.0=18.5:39.0・・・②
今度は、炭水化物比率が多すぎ。
今度はエンドウ豆以降の原材料を見てみると、「トマト抽出物ポマス」である。
これは炭水化物と繊維で出来ている。
原材料構成として5%以下ぐらいなのは大体、合点がいくので、
これ以降は、無視しても結果に大きな影響は与えない。
したがって、原材料構成の想定として誤りがあるのは、
蛋白質の割合が不足しているのだから、肉類のどこかであると分かる。
元に戻る。
鶏肉 10%→蛋白源として2%
チキンミール 10%
ターキーミール 10%
この辺りの想定が間違えているのだろう。
で、鶏肉は生である。
鶏肉だけで計算上足りない蛋白質を補おうとすると、今度脂質がオーバーになってくる(計算省きます)ので、
肉ミールで増加されている事となる。
必要な蛋白質量は
②の16.6:35.0=18.5:39.0の比率を
22.4:35.0=25:39にしたいので、
蛋白質を22.4-16.6の5.8%をチキンミールと鶏肉で稼ぎたい。
5.8%÷55%=10%・・・肉ミールの必要構成割合。
よって、
原材料構成比は、
鶏肉 15%→蛋白源として3%
チキンミール 15%
ターキーミール 15% ※
マイロ 10%
オーツ麦全粒粉 10%
大麦全粒粉 10%
鶏脂肪 10%
玄米 10%
乾燥バナナ 5%
エンドウ豆 5%
小計 105%
蛋白質量は、
鶏肉 2.7%
チキンミール 8.3%
ターキーミール 8.3%
マイロ 0.8%
オーツ麦全粒粉 0.8%
大麦全粒粉 0.8%
蛋白質小計 21.7%
21.7:35・0=24.1:39・0
まぁ、これで大体出ましたね。
現段階で、原材料が105%となってしまっていますwので、
全体で100%になるようあとは、微調整する。
この場合、炭水化物比率が多いので穀物辺りの比率を下げて再計算しましょう。
まぁ、後は誤差範囲といえる数値となっているはずですがね。
excelなんかで計算式を埋め込むと簡単に矛盾点とか修正できます。
4.精度を高める。
あとは、好きな人が考えれば良いですが、
初めに述べた原材料が含む蛋白質割合や脂質割合を調べて、
鶏脂肪の推定量を加減して精度を高めてください。
整合性がとれる原材料構成はほぼ決まってきます。
5.注意
大前提として、穀物の姿や乾物かそうでないかが分かっていることが必要です。
全粒なのか?グルテンなのか?でんぷんなのか?副産物のみなのか?
これが分からないと、精度がかなり落ちます。
妄想のしようがありません。
なので、状態を表す表示も大切なのです。
日本はこの表示の規定がだめだめなのでだめなのです。
私が国産を拒否する所以の一つ。
特に穀物がグルテンであった場合蛋白質の割合は7割近いので狂います。
私も、普段はこんな細かい計算絶対やりません。
記事にするためにわざわざ計算しただけです。
普段は、成分表と原材料見て、目算で、
あぁ、肉粉はこれぐらいで生肉は穀類はこれぐらいで・・・
って、程度です。
判断するには、それで十分ですから。
原材料の構成について(解説)
過去に、数字遊びをしたといって、原材料の構成を記事にしたことあります。
オリジン シニアだっけ・・・
http://washinoblog.blog79.fc2.com/blog-entry-210.html
で、これは一番簡単なパターン。
EU(ドイツが良いかも)のサイト見ると、肉の構成比がかいてあることあります。
オリジンは世界共通のパッケージなのでパッケージにも書いてあります。
Analyse:
Roprotein (minimum) 38,0%
Rohfett (minimum) 17,0%
Rohfaser (maximum) 3,0%
Feuchtigkeit (maximum) 10,0%
灰分8%
炭水化物 24%
Frisches Huhnerfleisch ohne Knochen*(25%), Huhnertrockenfleisch (17%), frischer gratenfreier Lachs* (10%), Truthahntrockenfleisch /7%), Heringtrockenfleisch (7%), Russet Kartoffeln, Erbsen, Susskartoffeln, frischer Truthahn ohne Knochen*, frische ganze Eier* (3%), frische Huhnerleber* (2%), frisches gratenloses Felchen* (2%), frischer gratenfreier Zander* (2%), sonnengereiftes Alfalfa, Erbsenfasern, Huhnerfett (konserviert mit Tocopherol), getrockneter biologischer Seetang, Kurbis, Zichorienwurzel, Karotten, Spinat, Stielmus, Apfel, Moosbeeren, Heidelbeeren, Sussholzwurzel, Angelikawurzel, Bockshornklee, Ringelblume, susser Fenchel, Pfefferminzblatter, Kamille, Lowenzahn, Bohnenkraut, Rosmarin, Vitamin A, Vitamin D3, Vitamin E, Niacin, Thiamin, Riboflavin, Kalzium, Pyridoxin, Folsaure, Biotin, Vitamin B12, Zink, Eisen, Mangan, Kupfer, Selen, Lactobacillus acidophilus, Enterococcus Faecium (Milchsaurebakterien).
ほらね?
並べるとこうなります。
チキン(生・骨抜き) | 25% |
チキンミール | 17% |
サーモン(生・骨抜き) | 10% |
ターキーミール | 7% |
ヘリングミール | 7% |
ラセットポテト | |
エンドウ豆 | |
サツマイモ | |
ターキー(生・骨抜き) | 3% |
鶏卵(生・全卵) | 3% |
鶏レバー(生) | 2% |
レイクホワイトフィッシュ(生・骨抜き) | 2% |
ウォールアイ(生・骨抜き) | 2% |
アルファルファ | |
エンドウ豆繊維 | |
鶏脂肪 | |
ハーブ他 | |
ミネラル・ビタミン | |
合計 | 78% |
ラセットポテト・エンドウ豆・サツマイモが3%~7%です。
そして、当然ラセット>エンドウ>サツマイモです。
アルファルファ・エンドウマメ繊維が ~2%
また、オリジンは動物性材料:植物性材料を80:20と言っていましたので、整合性も取れます。
ここまでで、蛋白質ほぼ稼げており、蛋白質が多めなエンドウ豆を入れすぎると整合性が取れなくなるので、
ラセットポテト7% ※
エンドウ豆4%
サツマイモ4%
※ラセットポテト7%
↑
これ多分、粉(乾燥)です。じゃないと炭水化物が足りなくなる。
公式にはどこにも書いていないですが、多分当たり。
NOW!も初め間違えていて、途中で訂正しましたね。
アルファルファ2%
エンドウマメ繊維2%
ハーブ他1%
これで、原材料構成丸裸。
肉類 | 他 | |
チキン(生・骨抜き) | 25% | |
チキンミール | 17% | |
サーモン(生・骨抜き) | 10% | |
ターキーミール | 7% | |
ヘリングミール | 7% | |
ラセットポテト | 7% | |
エンドウ豆 | 4% | |
サツマイモ | 4% | |
ターキー(生・骨抜き) | 3% | |
鶏卵(生・全卵) | 3% | |
鶏レバー(生) | 2% | |
レイクホワイトフィッシュ(生・骨抜き) | 2% | |
ウォールアイ(生・骨抜き) | 2% | |
アルファルファ | 2% | |
エンドウ豆繊維 | 2% | |
鶏脂肪 | 2% | |
ハーブ他 | 1% | |
ミネラル・ビタミン | ||
合計 | 80% | 20% |
04 | 2024/05 | 06 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | |||
5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 |
12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 |
19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 |
26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |