ブツブツと叫ぶのだ

夏場にサーキュレーターを使う意味がようやく分かった気がする。

以前に、「夏に床面の冷えた空気を天井に向けて循環させる意味が私には理解できない」
と言いました。

http://oyatsunuki.bangofan.com/Entry/73/

冬場に床面の冷えた空気を上方に上げて情報にある暖かい空気と循環させて、
床面の居住空間を暖める目的でサーキュレーターを使用するのはとっても理解できるんです。

でも、昨今流行したのは、夏場です。
これが理解できなかった。
なぜ、床面に降りてくる冷えた空気を上方に回してしまわないといけないのか？
居住空間である下方が暑くなってしまうではないか！！
と・・・。

この理由がようやく分かった。

目的は省エネのためです。
これは、よく言われていましたね。そうなんです。
でも、皆が勘違いしていそうなのは、

サーキュレーターとエアコンを同時に使用することで
　部屋がよく冷えて快適になる。
　少ない電力で部屋が涼しくなる。
なんて思っていませんでしたか？？？

多分これ違うんです。

確かに省エネにはなりますが、涼しくなるわけではありません。

エアコンの温度センサーは、エアコン本体についているのが普通です。
（中にはリモコンについている機種もあります）
だから、部屋の上方につけたエアコン本体の周りが暑いと良く動き、
エアコン本体の辺りの温度が下がると止まります。
温度センサーは、フィルターの辺りにあると聞く。

さてさて、サーキュレーターを回さないと、
エアコンの設定を２８度にしたらどうなるでしょうか？
部屋の床面温度（居住区域）が２７度になったとしても、
部屋上部のフィルターの辺りが２９度なら動き続けるんです。

サーキュレーターを回すと、
部屋の床面温度（居住区域）が２７度になった場合、
部屋上部のフィルターの辺りも２７度になるので止まるんです。

どうです？
確かに省エネですよね？
でも、座っているところの温度は、サーキューレーターを使用した場合の方が暑いんですよ！！

省エネだけど快適じゃないんです。
逆に体感温度が上がるので、エアコンの設定温度を低くしたりなんかしたら最悪ですね。

よく考えて使用しましょう。

省エネ省エネと言われて夏に買っちゃったけど、それでよかったんですか？？
今一度考えて見ましょう。
サーキュレーターを回すのは、エアコンを稼動させないためであって、
涼しくするわけではないんです。
電力会社が省エネのためにそう言ったんだと思いますが、快適さはダウンです。

どうしたら本当に省エネなのかといいますと、
サーキュレーターは使用せず、エアコンの温度設定を２９度にしましょう。
考え方が正しいとすると涼しさはサーキュレーターを使用した場合と同じです。
サーキュレーターを使用しない分省エネですよ

夏場はエアコン＋扇風機が良いと思います。
風は体感温度を２度程度は下げますからエアコン設定温度を下げられます。

尚、冬場はサーキュレーターを使用した方が省エネで快適です。
ぜひ使いましょう。
足元の冷えた空気を天井に追いやり、天井に上った暖かい空気を下に降ろしましょう。
ヒーターも設定温度で止まります。快適さも省エネ度もＵＰします。
エアコンで暖房するときは、快適さは上がり、省エネ度はどっこいどっこいでしょうか。