私は、EUのことを殆ど知らない。文化も歴史も。
その上で想像だけで。
EUはトウモロコシでアレルギーになる犬が少ないんじゃないの?
アメリカ・日本は、
ドライフードだけで大丈夫
もっと言うと
ドライフードのみのほうが栄養バランスが取れる
なんていう、総合栄養食思想が強い。
私は、これは行き過ぎたものだと思っていますがね。
私は、"それなり"にバランスのとれた手作りの方が良いと思っています。
基礎的な食材の構成(肉類野菜類穀類のバランス)と
様々な食材
が有れば、その中で生き物の方が必要な栄養素を取捨選択すると思っています。
普段飢えている栄養素が体内に入ってきたときは、
体が一生懸命吸収しようとすると思っています。
で、話がそれた。
総合栄養食の話、
アメリカと日本は総合栄養食の思想が根付き過ぎたため、
とうもろこしが”大量”に入ったフードを”一生”与え続けるなんて犬も多くいたはずです。
一方、総合栄養食という概念がなく、ペットフードは便利グッズで、トッピングや手作りが当たり前の文化のEU。
とうもろこしが”大量”に入ったフードを”一生”与え続けられた犬なんて殆どいないでしょう。
で、これが、
アメリカ・日本は、とうもろこしをアレルゲンとして認識する犬が増え、
EUは、とうもろこしが問題であるとの認識に至っていない。
という状況になっているのではないだろうか?
(EUではとうもろこしがアレルゲンにはなっていないなんて情報は私は知識持っていません)
(私がそうじゃないかと想像しているだけです)
だから、EU品には、未だにプレミアム(安餌でも業者が勝手にそう読んでいる)と言われるフードにも
トウモロコシがたくさん使われている安餌があるのではないだろうか?
EUではアレルギーになる犬が少ないのでそれで良いのである。
トウモロコシは非常にコストの安い原料ですからね。
問題がなければ使うの当たり前です。
だけど、EU品を日本に持ってくると話は違う。
日本にはトウモロコシをアレルゲンとして認識する犬は多い。
ペット先進国と崇める国のフードを使用したがるのは良いが、
それは、日本には合わないフードかもしれない。
EUと文化が違うのを、後進国日本が認識していれば良いのだが、認識している様子はあまりない。
先進国のフードだから素晴らしいと思っている。
しかも、EUにアメリカの思想を勝手に持ち込み、当てはめようとしている。
EUの人がEUで使用するには良いのだろうけど・・・。
EUは手作りや手作りの補助としてのペットフードの利用が文化です。
だから、あのフードでも良いのです。
「ボッシュアニモンダは総合栄養食ですか?」なんて聞く人が、
メーカーがごちょごちょ言い訳したことを良い方に捉え、栄養バランスがとれていると思い込もうとしている人はやめたほうが良いです。
私は、アメリカの総合栄養食の考え方ですら、危険な考え方だなと思っています。
総合栄養食は最低限のものだと思っています。
決して、総合栄養食のペットフードがベストなんかではない。
ちなみに、日本にアメリカの肉思想を持ち込むのも危険と思います。
例えば、日本で歴史のある「柴犬」
魚と穀物で育ってきた犬種
痴呆などの話もありますね。魚文化から肉文化に変わったからではないかとも言われています。
こういったことも考えないと、どのフードが良いとか悪いなんて、なかなか言えないですね。
むつかしーーー
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