グルテンフリーで売り出すということは・・・・
考えてみよう。
ヤラーでセンシティブというグルテンフリーで新商品を推しているものがあります。
どうだといわんばかりにグルテンフリーがすごいんだと営業しています。
なんか良さそうに見えますが、
今般のプレミアムフードでは結構当たり前すぎるグルテンフリー
そりゃ当然悪いことでもなく良いことだとも思います。
グルテンって、まぁ、麦などからとれる蛋白質を集めた物なんですが、
安価に蛋白質の数値を稼ぐためによく使われているようです。
で、このグルテンという名前の原材料を使っていないだけで、
決して、植物由来の蛋白質が0だとかいう意味ではないんです。
ほら、強力粉、薄力粉ってあるじゃないですか?
それらは小麦粉に含まれる蛋白質の量の違いです。
小麦を使用すれば蛋白質はフードの中に入ります。
薄力粉は粘りを少なくするために蛋白質を取り除いていくんです。
その薄力粉の生産過程ででる副産物が、グルテンです。 間違いかも(元々蛋白質の少ない小麦を選んで粉にするみたい)
コーンスターチ(とうもろこしでんぷん)の生産過程ででる副産物がグルテン(とうもろこし蛋白質)です。
このグルテンを使用しないというだけで、トウモロコシの粒を使用すれば当然トウモロコシ蛋白質も入ります
で、グルテンフリーというのは、
あくまでも、蛋白質のかたまりであるグルテンという名前の原材料を使っていないだけです。
普通に小麦を使えば、何%かは小麦蛋白質は含まれています。
以前に話したno by-productだからといって、内臓やとさかが入っていないわけではありません。
副産物という名前の原材料は使用していないけど、丸ごと入れれば、とさかも骨も内臓も入っているということです。
副産物という名前の原材料は、とさかとか内臓だけを集めた物を指します。
とさかや内臓や骨を副産物と言うわけではありません。
んで、話がそれたけど、
ヤラーに何種類も商品があって、グルテンフリーだ!どうだ!といって営業しているのは
センシティブだけでしょうか?
あれ?
他のラインナップとかは?
100%オーガニックドッグフードとかシニアとかはグルテンフリーを営業文句にしない?できない?
え?グルテン入っている?
グルテンの表示無いよ?
あぁ、使っていたとしても表示義務は別に無いか・・・
グルテンフリーだからといって、今更すごいんだとは思わないけど、
そんなのを営業文句にしちゃうことで、
他のはそうでないんだねって逆に疑われちゃうよ・・・・。
と、ひねくれたわしは、いつも営業さんがいわないところや言えないところを考えてしまいます。
書いてあることも大事だけど、書いていないところ、書けていないところも大事ですよ
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