硫酸銅については私がこだわってきた部分。
銅は必須ミネラルだけれども、それを敢えて殺菌剤などでも使われる硫酸銅で供給しなくても
吸収率も高いといわれるキレート銅で供給すればいいじゃないか
普通の人はそんなどうでもいいじゃないかと思うと思われるところに気を使ってるんだから、
普通の人が気にする主原料や安全性なんかも当然気を遣ったフードであろう と思っていました。
そして、そういった硫酸銅を使用していないフードを集めてみると
結果的に「私が良さそうに見えるフードしか残らなかった」ので、
フードの選択基準に硫酸銅不使用があるわけなんですね。
「私が良さそうに見えるフード」とは、
私の頭の中には肉を十分に使用しているフード・高蛋白なフード というのがあったつまり、
”結果的”に肉を十分に使っているフードがニアリーイコールで選択されていたわけです。
ところが、少し頭を傾けたのが先般の私の記事で
硫酸銅もキレート銅もさほど値段も変わらないということが分かった。
値段がそれほど変わらないのになぜキレート剤ばかりにならないんだ?
とあるフードの説明には、
硫酸化合物とキレート剤を併用するのは処理する機関(臓器)が違うので負担を分担するからだとも言っているところもあり
この説もなるほどとも思っていた。
だが、某掲示板で見た中にfmfmと思う書き込みがあった。
尿のphをコントロールするためにミネラルで調整している とのこと。
尿のphというのは結石の要因のひとつでもありコントロールできるならした方がよいもの。
結石にもいろいろな種類があり、弱酸性だから良いとか弱アルカリだからよいというわけでもないのですが、
そのフードのCa、P、Mgのバランスによっては適正な尿ph値があるのかもしれない
さてさて、硫酸銅と何が関係するのかというと硫酸銅は弱酸性です。
植物性のものを食べると尿は弱アルカリ、動物性のものを食べると弱酸性(たんぱく質の量による?)
要は、肉が多ければ尿は弱酸性になるのですが肉が少ないと尿は弱アルカリ。
マグネシウムを多く含むのは主に穀物で植物性だから、
穀物フードで肉が少ないとリン酸マグネシウム結石になりやすくなるんですね。
リン酸マグネシウム結石は尿が弱酸性なら溶けてしまうんです。
尿を弱酸性にするために、弱酸性である硫酸銅など入れる・・・? とのこと。
あれだけの微量で尿phに影響を及ぼすのかどうか知らないけど合点はいかないことはない。
そうすると、「私が良さそうに見えるフード」に硫酸銅が使われていない理由も納得できないこともない。
肉を十分に使用しているフード・高蛋白なフードは尿phは弱酸性だろうからそれ以上に賛成に傾ける必要はないし、
傾けない方がよいということにもなるので、硫酸銅は使えない。
穀物フードはコストカットのために肉を入れない代わりに硫酸銅を使わざるを得ない
ということか???
疑問も残るが、こういうこと?
COMMENT